植物は基本的に花の咲いたあとは、種子を実らせます。
種子を実らせると、植物本体の栄養はどんどん種子のほうへ移動します。すると花数は減っていき、花期を縮めてしまいます。
こまめに花がら摘みを行うことで、開花期間を延ばすことが可能となります。
花がら摘みの仕方
一茎一花タイプ
花茎の元で摘みます。
一茎数花タイプ
花が終わったものから順次摘みます。
全部咲き終わったら、花茎の元で摘みます。
穂状タイプ
穂の花が一通り終わったら、元で摘みます。
球根類
花茎は残して、花がらだけを摘みます。
これは花茎を残して光合成量を増やして、球根を太らせるためです。
花がらの摘み方
パンジーなどやわらかい茎や、細い茎は指先で摘むことが出来ますが、太かったり、硬い花茎は強引にねじり切ると傷んでしまします。
小型で刃先が尖ったタイプのはさみが、花がら摘みに向いています。
花がら摘みのタイミング
花がら摘みは、できるだけ植物が元気なときに行ってください。
咲いた花がしおれて色あせてきたり、花びらが丸まって来たときが目安です。
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