庭の目隠しと隣家のブロック塀の圧迫感を和らげるためにウッドフェンスを設置しました。
ウッドフェンスを設置してみると庭の印象が大きく変わりました。外構屋さんに頼むと結構な値段しますが、自分で設置する好きな高さ、好みの色のフェンスがとても安く作れます。
ウッドフェンスの制作費と製作日数
資材の合計金額:30,294円
買い出しも含めて5日程(1日の作業時間6時間程)
制作時間:約30時間
支柱は『角パイプ50mm×50mm』に『SPF1×4材』を貼り付け、横板は『杉野地板2m』を使用しています。
ウッドフェンスは地面からの高さmで幅は6mです。
隣家のブロック塀があるため、風などで倒れる可能性が低い事もあり強度は弱めの設計です。
道路に面した場所に設定する場合は、支柱の数を増やすか少し低く作る必要がありそうです。
ウッドフェンスに使用した資材詳細
全ての資材は近くのホームセンターで購入しました。
合計:30,294円です。
- 杉野地板2m 17束 単価2,495 × 2 ¥4,990
- 1×4材6F 単価268 × 4 ¥1,072
- フェンス基礎150×150×H300 単価808 × 4 ¥3,232
- アルインコ角パイプAA110B 50×50×3.65M 単価6425 × 2 ¥12,850
- アルインコ樹脂キャップAC40 単価189 × 4 ¥756
- NF水性木部防虫防腐塗料 1.6L 単価2598 × 2 ¥5,196 (色
- ヤマヒロ STサラドリルネジ 4×35 50本入 ¥660
- ステンレス木用ねじ ¥968
- インスタントセメント グレー ¥272
- 水性・油性塗料刷毛 3本組 ¥298
最初は、ウッドフェンスの横板に『1×4材6F 単価268』 × 36枚(¥9,648)を使用する予定でしたが、ホームセンターで1×4材6Fを36枚も選んで(節や曲りを見てしまう)レジに持っていくの面倒だなと思っていたら、『杉野地板2m 17束 単価2,495』が目について、安いのでこちらを選びました。
コストは半分になりましたが、今後の耐久性に問題を抱えそうです。
あと、ウッドフェンスの横板『杉野地板2m』は全体を1度塗りで済ませています。2度塗りが好ましいと思います、その場合は、使用塗料が2倍必要となります。
ビスは結構余分に買ってます。
ウッドフェンス作りに使用した道具
- スコップ(大・小)
- 電気ドライバー
- 丸のこ(ホームセンターでカットする場合はいらない)
- 水平器
- メジャー
- 角尺
支柱に使用した『アルインコ角パイプAA110B 50×50×3.65M 単価6425』を半分に切断する作業は、ホームセンター(ナフコ資材館)のチップソー切断機が無料で借りれて、ホームセンター内で自分で切断しました。
2mの角パイプをモノタロウで買おうと考えていましたが、切断することで安く済みました。ナフコ資材館にはとても感謝しています。
送料を考慮すると建築資材関係の少量購入は、ホームセンターで購入する方が安い場合が多かったです。
フェンスの簡単な図面
フェンス基礎150×150×H300に角パイプ 50×50×H1.83Mを刺してコンクリートを流し込み支柱としました。
角パイプの支柱に1×4材をドリルネジで打ち付けて、1×4材と杉野地板をビスで固定しました。
角パイプと杉野地板を直接ドリルネジで固定しても良いですが、下穴を開ける手間を考えると1×4材を貼っておく方が楽だと思います。
ウッドフェンスの作り方
ウッドフェンスの基礎を作ります
フェンス基礎150×150×H300を埋める穴をスコップで掘ります。
隣家との間にある背の低いブロックにピッタリと基礎を添わせる為に、はみ出たコンクリートを削る作業が大変でした。
木材に塗料を塗っていきます
ホームセンターで一番安い水性の防虫防腐塗料のダークブラウンを購入して、ハケで塗っていきます。杉の板目がうっすら浮かんで綺麗だったので、2度塗りの予定でしたが、1度塗りに変更しました。
調子良く塗っていると
『その色、暗すぎない!?』
『庭が暗くなる』
『ウッドデッキの色と合ってない!』
何度もダメ出しがあり、ライトブラウンで2度塗りを行うことになりました。
しかし、また!!
『ちょっと、色が赤すぎるかも〜』
『思った色と違う!』
ウゥ〜… とりあえず、全ての板にペンキを塗ることにしました。
お金と時間に余裕がないので新たな色は塗れない。試行錯誤の結果ダークブラウンとブラウンを交互に貼ることにしてみました。
ダークブラウンとブラウンのボーダーが安っぽいウッドフェンスからおしゃれなウッドフェンスに変えてくれました。
支柱となる角パイプに1×4材を貼り付ける
アルインコ角パイプAA110B 50×50×3.65Mを半分に切断。
1×4材を切ってステンレスのサラドリルネジで止めます。
角パイプにあらかじめ下穴を開けます。鉄工用のドリルがないので、サラドリルネジで下穴をあけました。
基礎ブロックに支柱を立たせます
支柱ブロックに角パイプを入れて、インスタントセメントを流し込みます。
バケツにインスタントセメントと水を入れ混ぜます。
小さいスコップで支柱ブロックの縁にセメントを流し込みます。表面の仕上げはコテで平らにしようと思ったら、コテが入らない。細い棒きれで表面を整えました。
コテを買う必要がありませんでした。
「アルインコ角パイプ」に「1×4材」を貼り付けた支柱を「支柱ブロック」に入れてインスタントセメントで固めた状態です。
支柱に横板を貼っていきます。
支柱の杉野地板を貼っていきます。杉野地板は、薄くて割れやすいので注意が必要です。
ビスが太すぎたのか、下穴を開けずに打ち込んだので何箇所か割れが発生。
杉野地板は薄く割れやすいので注意が必要です。
けっこう割れていますが、ビスを打ち込んでしまえば取れることはなさそうです。
ライトブラウンとダークブラウンのボーダーが良い感じになりました。
杉野地板も木目がいい感じに浮き上がって安っぽさを感じません。杉野地板のおかげで製作費はだいぶ安く上がりました。